事務所ニュース いずみ第8号(1998/8/25発行)

ナイヤガラの滝(事務所旅行にて撮影)
残暑お見舞申し上げます
事務所を開設して4年目の夏を迎えました。
この間、阪神大震災、地下鉄サリン事件、金融機関の倒産など大きな出来事があり、そして今、私たちの周りには消費不況や企業のリストラから倒産、破産、解雇、過労死などいのちとくらしのぎりぎりの問題を抱えた深刻な相談が多数寄せられています。
7月の参議院選挙では、大型公共事業に税金をつぎ込めば景気がよくなるという自民党神話が崩壊し、福祉事業や国民生活基盤の整備に予算を回せば景気や暮らしは必ず豊かになると訴えた国民の立場に立った政党が大躍進しました。
同時に高額の所得税を納める納税者だけの「減税」ではなく国民の全てが「減税」の恩恵を受ける消費税率の引き下げこそ大多数の国民の願いであることも明白となりました。私たちもこの方向にこそ日本の未来があると確信しています。 たえず法律事務所として何ができるのか考えながら、人権と市民生活擁護の視点を忘れず皆様に大いに役立つ法律事務所として頑張っていきたいと思っています。
1998年8月 あべの総合法律事務所
弁護士 蒲田豊彦 事務局長 酒井 秀和
弁護士 岩城 穣 事務局次長 根木原知子
事務局 阪田裕美子
事務局 上阪 由紀
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