弁護士 和田 香の部屋

2011年11月

耳より法律情報「貸金業法の改正について」

2011/11/11 15:46:14

 消費者金融などの貸金業者や貸金業者からの借入れについて定めている貸金業法が改正され、新しい規制が平成22年6月18日から実施されています。

 新しい貸金業法のポイントは、①総量規制、②上限金利の引下げ、③貸金業者に対する規制の強化、が図られたことです。

 ①の「総量規制」とは、借りすぎ・貸しすぎを防止するため、個人が貸金業者から借入れをする場合、借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の貸付け・借入れをできなくする規制です。消費者が借り入れをできる状態なのかどうかを確認するため、借入れの際に基本的に「年収を証明する書類」が必要となります。

 ②の「上限金利の引下げ」とは、関連する法律の改正によって、上限金利が貸付額に応じ15%~20%となり、それを超える貸付けが民法上無効で行政処分の対象となり、かつ、20%を超える金利帯で貸付けた場合は刑事罰の対象とされたことを指します。

 また、③「貸金業者に対する規制の強化」により、法令遵守の助言・指導を行う国家資格のある者(貸金業務取扱主任者)を営業所に置くことが必要となりました。

 自分の借入れがどのようになるかについては、借入れ先の貸金業者に対する問い合わせの他、全国各地にある相談窓口(http://www.fsa.go.jp/soudan/index.html )にどうぞ。 

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