事務所ニュース いずみ第25号(2009/1/1発行)

「九寨溝 長海」 久津間慶二氏 撮影
あけましておめでとうございます
今年、大きな変化があります。
そう言われてまず思い浮かぶのは何でしょうか。
アメリカの大統領にバラク・オバマが就任することでしょうか。
法曹界では何と言っても裁判員制度が五月二一日から始まることではないでしょうか。
裁判員制度とは、国民から選ばれる裁判員が刑事裁判に参加し、六人の裁判員と三人の裁判官が、ともに刑事裁判に立ち会い、被告人が有罪か無罪か、有罪の場合どのような刑にするかを判断する制度です。
この裁判員制度の導入に対しては、否定的・消極的な意見もあると思いますが、導入が決まった以上は、避けては通れません。国民の司法参加という裁判員制度の意義が有名無実とならないよう真正面から取り組み、その上で問題点の改善を訴えていくことが我々の使命ではないかと思っております。
この裁判員制度の導入に限らず、我々は時代の変化というものに否応なしに巻き込まれ困難に直面していきます。そうしたときに助力が必要な方々のお力になれればと思う次第です。
今年もよろしくお願い申し上げます。
2009年1月 あべの総合法律事務所
弁護士 蒲田豊彦 事務局長 酒井 秀和
弁護士 岩城 穣 事務局次長 根木原知子
弁護士 上出恭子 事務局次長 春名 敬志
弁護士 中森俊久 事務局 井上奈津子
弁護士 長瀬信明 事務局 古橋 督大
弁護士 立野嘉英 事務局 角谷 千晶
事務局 大谷ちひろ
事務局 山口 愛
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