弁護士 中森俊久の部屋

節電

2012/02/13 11:12:07

1月27日、直径20メートルに満たない小惑星が地球から約5万9000キロ離れた宇宙空間を通過したことが、米航空宇宙局(NASA)専門家の観測で分かりました。地球に被害を与える恐れは全くなかったものの、専門家はこれを「ニアミス」と表現しています。

小惑星との衝突はさすがに現実離れのように思えても、現在、温暖化や原発事故による放射線被害など、人為による地球規模での被害が数多く問題化されています。被害の拡大を防ぐために我々一人一人にできることは何なのか、地球規模による具体的な対策が求められる中、当事務所としても節約をかねた節電をより進めたいと思います。 

世界の民主化運動に学ぶシリーズ(別名「ほんとうの民主主義に目覚めよう! 私たちは99%」)第2弾「アラブの春」が意味するところ

2012/01/12 18:56:43

  日時:2012年2月1日(水)午後6時30分
  場所:エル大阪(府立労働センター)701号室    http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html 
 チュニジアから始まった民主化デモは、エジプトのムバラク政権やリビアのカダフィ政権を崩壊させ、ほんの少し前までは考えられなかったような目覚ましい成果を挙げています。民主法律協会国際交流委員会では、このような世界の民主化運動に学んで、日本での運動に生かそう、という企画を立てました。その第2弾として、石黒大岳さん(神戸大学研究員)を講師に招いて、「アラブの春」の背景事情や実状について学習する予定です。ご都合つく方、是非ご参加頂けたらと思います。
 なお、民主法律協会国際交流委員会では、2012年4月上旬(4月8日(日)~11日(水)の予定)に韓国へ視察に行くことを計画しています。興味のある方は中森までお問い合わせ下さい。
 

原発と原爆

2012/01/01 00:00:32

上出弁護士の自転車を借りて、西成警察に接見に行くことがよくある。大阪市立大学附属病院の前を西に行き、高速道路の高架を越え、太子の交差点を南西に行くと、その警察はある。 鎌ヶ崎(あいりん地区)の日雇い労働者によるいわゆる「西成暴動」によって、建物は周囲を高い柵や鉄格子で囲い、鉄製の門前では、警杖を持った門番が常に警備している。この西成警察、夜8時頃にに行くと、4~5人の警察官が1階のフロアで待機し、毎回と言ってよいほど、皆さん対面に設置されたテレビを鑑賞されている。西成警察に限った話ではなく、警察署内において、何故こうも職員にとってのベストポジションにテレビが設置されているのか、疑問に思うことがある。ニュース速報をチェックする必要があるのかもしれず、はたまた公務員バッシングをするつもりはないのだが、鎌ヶ崎で繰り広げられているであろう様々な人生模様と照らし合わせると、何とも言えない気分になる。帰りの自転車を漕ぎながら、ウォール街から始まった貧困と格差への抗議デモを思い浮かべる今日この頃である。 

継続は力なり

2011/12/13 18:59:25

小学校1年生の時、スイミングスクールに体験入部したが、足の届かないプールに入るのが嫌で直ぐにやめた。小学校3年生の時、少年野球のチームに入ったが、車のタイヤにロープを括ってそれを引っ張りながら走ることの意味が理解できず、暫くしてやめた。中学生のとき、夏休みの宿題の読書感想文を提出したら、呼び出されて内容の注意を受けた。素直だと自負する私ですが、結構捻くれた側面があるのかもしれません。意味など深く考えず、とにかく続けていれば、今頃少しはスポーツマンになってたろうに・・・と後悔する今日この頃です。 

平和への権利国際キャンペーン

2011/11/11 15:05:29

「平和への権利国際キャンペーン」をみなさんご存知でしょうか?
国連で「平和への権利」宣言が採択されようとしています。

 

いま国連人権理事会で議論されている「平和への権利」。平和を国と国との関係だけではなく、一人ひとりの市民や集団が政府や国に求めることのできる「権利」であり「人権」であることを、国連の宣言として確立しようとする動きです。2006年からこの国際キャンペーンの中心を担ってきたスペイン国際人権法協会の会長カルロス・ビヤン・デュランさんらを招いて、「平和への権利」とは何か、国連での動き等についてご報告頂く集いを行います。平和的生存権を世界でただひとつ憲法に書き記した日本市民として、何ができるのかをともに考えてみませんか?

 

日時 2011年12月5日(月)午後6時30分~

会場 エルおおさか(大阪府労働センター) 南館101号室 http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html

京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m

京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ500m

地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より東へ1,200m

JR東西線「大阪天満宮駅」より南へ850m

資料代 500円

 

主催 平和への権利国際キャンペーン・日本実行委委員会

【共同代表】海部幸造(弁護士・日本民主法律家協会副理事長)

新倉 修(青山学院大学・日本国際法律家協会会長)

前田 朗(東京造形大学)

【事務局長】笹本 潤(弁護士・日本国際法律家協会事務局長)

【連絡先】

 日本国際法律家協会関西支部 事務局長 弁護士田中俊

 〒541-0043 

大阪市中央区高麗橋4丁目3番7号 北ビル4階 ℡06-4707-8004

協賛 市民社会フォーラム 

原発と原爆 

2011/08/25 10:07:34

原発事故が一向に収束しない状況に、多くの人が辟易している状況だと思う。政府は、2011年4月22日、福島原発から20㎞の警戒区域の外側で、放射性物質の累積量が高い地域を計画的避難区域に指定し、それまでの同心円状の線引きを見直した。

 また、放射線影響研究所などで構成される「放射線影響研究機関協議会」の関係者は、5月11日、原発の周辺住民15万人を30年以上かけて調査する方針を明らかにしている。

 このように、今でこそ放射性降下物や内部被曝等の影響が注目されているが、私が弁護団に所属する原爆症認定集団訴訟では、国は従来、「計算方式上、爆心地から2㎞以遠にはほとん放射線が到達しなかった」と繰り返し主張し、内部被曝等の影響も殆ど無視できると居直ってきた。20㎞と2㎞…この単純な比較を見る限りにおいても、原爆放射線の影響が如何に過少評価され、それにより多くの被爆者の苦しみが蔑ろにされてきたことが窺える。

 未曾有の震災の被害が一刻も早く回復されることを願うとともに、高齢となった被爆者の声に改めて真摯に耳を傾ける必要性を感じる次第である。 

憲法ミュージカル「ドクター・サーブ」

2011/06/16 14:30:33

憲法ミュージカルは、日頃馴染みのない「憲法」を、ミュージカルを通じて身近に感じてもらい、「憲法」の「すべての人と自然とともに生きていくこと、人間の尊厳、平和」を感じてほしいとの思いから、大阪の若手弁護士が呼びかけ人となり企画されました。約10年前より東京、埼玉で公演されていた憲法ミュージカルを大阪でも公演しようとしたのが最初のきっかけです。

ミュージカルは、プロの脚本家、演出家、音楽家の指導のもと、一般市民100人が毎週、土曜、日曜に練習を積み重ね完成させていくものです。

 2008年はフィリピンの従軍慰安婦だったトマサ・サリノグさんを題材とし、人間の尊厳などを考える「ロラ・マシン物語」の公演を行い、大阪府内4ヶ所5公演で約5000人の方々に観賞していただきました。

 2009年は諫早湾の干潟干拓事業について、干潟に生息しているムツゴロウを中心に様々な生物を題材として、「ムツゴロウラプソテイ」の公演を行い、大阪府内5ヶ所6公演で約6000人の方々に鑑賞していただきました。

 そして2010年は、アフガニスタンで活躍される中村哲医師の半生を通して、人間の尊厳、平和について画く「ドクター・サーブ」の公演を行います。

中村医師は約30年、アフガニスタンで医療、農業、灌漑事業を行っておられます。その中村医師の半生を描くストーリーです。干魃・貧困・戦争・テロの国アフガニスタン。「アフガニスタンを語ることは、人間と世界について総てを語ることである」、現地で「ドクター・サーブ(先生さん)」と呼ばれる中村哲医師の言葉を、私たちは舞台で表現します。

 今回の公演は大阪に加え、神戸でも行うことになりました。その場所、日時は次のとおりです。

 2011(平成23)年10月 1日(土)ルミエールホール(門真市) 

 2011(平成23)年10月10日(祝)メルパルクホール(大阪市)

 2011(平成23)年10月22日(土)プリズムホール(八尾市)

 2011(平成23)年10月23日(日)浪切ホール(岸和田市)

 2011(平成23)年10月30日(日)神戸文化ホール(神戸市)

 公演チケットは、大人2800円、高大生2300円、中学生以下・障がい者1800円(当日券はいずれも+500円となります。)で、当事務所でも2011年7月ごろより取り扱う予定です。

 市民ミュージカルとはいえ、その完成度はかなり高いと自負しています。

 みなさまにも、ぜひご鑑賞いただき、「憲法」を身近に感じ、憲法の理念を感じ取っていただければと思います。 

映画「フラガール」

2011/01/01 15:17:48

 久しぶりの休日、福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンを4人で訪ねた。日本のハワイと呼ばれ、映画「フラガール」の舞台ともなった地である。私自身は、その映画を観たこともなければ、かつて炭坑として栄えた町であるとも知らず、企画した先輩弁護士に連れられての小旅行であった。温泉を利用したプールやアトラクション、中央に設置された舞台、日本一と称されたことのある広大な露天風呂など、老若男女が楽しめる施設を皆が満喫していた。舞台のスクリーンに炭坑の様子が映し出され、街の歴史が少しだけ紹介された後に始まったフラダンスショーも素晴らしく、帰った当日、早速自宅で「フラガール」を観て号泣してしまった。雇用の重要性や時代の変化に対応することの困難さを改めて感じた次第である。福島空港からの移動の関係で若干交通が不便な面があるが、ホテルの稼働率が100%に近い、活気溢れるスパリゾートハワイアンへの旅をお勧めする。

北欧への旅

2010/08/01 15:06:06

2010年5月下旬、民主法律協会国際交流委員会の企画で北欧(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー)を訪ねた。生活水準が高く、社会保障が充実している国が多いことで知られる北欧の国々。私達もその社会構造を学習しようと、教育庁や職業大学、労働組合等の施設を訪れ、様々な方からお話を伺った。教育については、留学生を含め大学院まで無償であることに驚くとともに、職業訓練など実際の仕事に結びついた学校が充実していて、生徒の選択肢の広範さを感じた。そして、全体を通じ、「社会保障の充実から貯金をすることが少ない」、「職を変えることは頻繁にある」、「賃金格差がそれほど大きくない」、「公務員よりも民間企業に人気がある」、「税金が高いことを社会が一定容認している」、「女性の社会進出率がかなり高い」といった当地の状況を、日本のそれと比較しながら肌で感じることができた。大自然の力にも魅了される北欧への旅、社会のあり方を考える上でも是非一度お勧めする。

不当逮捕

2010/01/01 14:49:30

 とある依頼者が突然逮捕された。容疑は、上司の指示に従って会社の商品を取引先に運搬したところ、会社に無断で取引したものであるから横領の共犯になるとのこと。依頼者は、上司の指示であることや自己の行為の詳細を語り、犯罪とは知らなかったと身の潔白を訴え続けた(犯罪であるかどうかさえ、本人には分からない)。10間の勾留決定に続いて、6日間の勾留延長がなされた挙げ句、その依頼者は釈放され、不起訴処分となった。勾留延長に対する準抗告により延長期間は短縮できたが、それでも逮捕時から含め18日間の身体拘束である。依頼者は、計り知れないダメージを受け、家族も今後のことを憂いだ。捜査の為に必要であれば長期の身体拘束を容易に行う日本のシステムは異常とも思える。「逮捕者=犯罪者」という偏見を捨てなければならない。私のその依頼者は、明らかに被害者である。

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