弁護士 上出恭子の部屋

2013年09月

うちのゴンさん

2013/09/06 08:20:52

(ごん)(しゅう)院釋(いんしゃく)(しん)(とく)」、今年4月末に急逝した父の法名です。祖父母のころから御世話になっているお寺さんが「働きもの」であった父にふさわしいということで、父の「進一」という名前も踏まえて付けていただきました。

亡くなる前日には、東京に住む兄も来阪して5月に喜寿を迎える母の祝いをしました。私が司法試験の受験中に、短期間ですがアルバイトをさせていただいた縁のある心斎橋の和食のお店で、両親、兄、私と久しぶりに家族・原始メンバー4人が揃っての美味しく楽しい一時。両親の年齢や父の体調も考えると、家族揃っての「最後の晩餐」になるかもなと冗談交じりに話していました。

父は、昭和10年現在の石川県加賀市に生まれ、母との結婚を機に大阪に移り住み、母方祖父の家業であった「豆中商店」なる炒豆製造業の小さな町工場を70歳過ぎまで営み、朝から夜中まで、とにかく働きどおしの毎日でした。そして、「実直(誠実で正直なこと)」という言葉を体現した一生だったように思います。

家業に忙しく、子どものころ父に構ってもらった記憶はほとんどありませんが、こんな父の生き方・人との接し方から私が学ぶべきことは沢山あるように思えてなりません。

うちのゴンさんに、心配を掛けないような日々の暮らしを送らねばと思っています。

 

ページの先頭へ戻る