弁護士 上出恭子の部屋

2012年04月

性格の不一致を理由に離婚は出来ない?  -民法770条・離婚原因-

2012/04/17 17:46:01

夫婦の一方が、性格が合わないので離婚をしたいといった場合に、その一方が分かれたくない時に、離婚は出来るのでしょうか?
 いわゆる「性格の不一致」が原因となって離婚をしたいとされるケースは、実際の法律相談でもよくあります。しかし、相手がそれに応じない以上、その意思に反して離婚が認められるためには、民法770条に挙げられている離婚原因があることが必要となります。
 同条に規定されているもので典型的なものの一つが、配偶者の不貞行為(いわゆる浮気)で、その他浪費等の「婚姻を継続し難い事由が有るとき」にあたれば認められますが、単なる「性格の不一致」だけでは裁判での離婚が認められる理由とはなりません。
 他方、別居が長期化(事案によりますが、例えば子供がいなくて別居後5年以上を経過)するなど夫婦の共同生活の実態がない場合には、もやは夫婦の体をなしていないとして認めらることもあります。具体的な事案については、当事務所にお問い合わせ下さい。 

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