弁護士 上出恭子の部屋

2011年01月

「中村哲さん」という人

2011/01/01 15:40:58

 お会いをしたこともなければ、その活動の一端をメディア等で見聞きしたことがあるだけです。アフガン復興支援を進める「ペシャワール会」の現地代表として、アフガニスタンに20年以上にわたり活動をされている医師です。
 医療活動だけでなく、どうすれば現地の人々が暮らしていけるのかという視点から、8年もの年月をかけて全長20数キロの用水路を完成したことが、先日、ドキュメンタリー番組で取り上げられていました。
 日本の技術を用いれば、おそらく、もっと短期間で完成したであろう用水路を、先々の保全・修繕を現地の人だけで行えることをも視野に入れて、現地・アフガンの人々の手で作り上げるという発想、そして、紛争状態下のアフガンで、実行力だけでなく想像を絶する忍耐力が必要とされる事業を成し遂げられたことに心が震えました。   
 ここ数年来、希望の見えてこないこの国に、こんな人がいることを、同じ国に生まれた人間として胸を張りたい気持ちが沸きました。

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