弁護士 上出恭子の部屋

2009年08月

蓬莱の豚まん

2009/08/01 14:38:15

今から10年少し前、まだ司法修習生だったころのこと、青年法律家協会(略称:青法協)という法律家団体が編集した本に「弁護士へなりたいあなたへ パート2」というのがあった。その中で紹介をされていた横浜の弁護士さんの記事にインパクトを受けた私は、今思えば、無謀なまた無遠慮なことかと思うのだが、確か、何のつてもないのに、その弁護士さんに、突然、電話をしてお会いしたいとお願いした。そして、実際に、仕事で来阪される折り、大阪でお会いすることが出来た。
 今となっては何のどんなお話をしたのか記憶は定かではないものの、初めてお会いしたのに、瞬くまに時間が過ぎたこと、弁護士さんのエネルギーに圧倒されたことを覚えている。修習生の間にもう一度、お会いする機会を得たのでが、その時には、蓬莱の豚まんを手みやげにお渡した。
 それから、10年お会いできる機会もなく過ぎてしまったが、青法協の全国総会で、同じ事務所に所属される他の弁護士の方とお会いすることがあった。私が、その弁護士さんに修習生時代に会っていただいたことをお話した。10年も前の一修習生のことなど、年間何人もの人と出会う弁護士が覚えてはいらっしゃらないだろうと思っていたら、なんと、その弁護士さんは私の名前をフルネームで覚えてくださっていたようだ。
 恐るべし!記憶力、そして、さすが!大阪の誇るべき味・「蓬莱の豚まん」。
 さて、この4月で弁護士登録をしてまる10年が経った。どれだけ新米のころより成長できたのか全くもって心許ないが、未だに100数十円という廉価で美味しくボリュームがある「蓬莱の豚まん」を思い出して、「蓬莱の豚まん」のような満足度の高い仕事が出来たらと思う今日このごろである。

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