弁護士 上出恭子の部屋

10年ぶりの2人旅

2018/08/22 15:08:44

 中学時代からの大親友の理絵ちゃんとこの3月末にインドを旅しました。 理絵ちゃんとは、高校時代に初めて二人だけで旅をした沖縄旅行(行きは大阪から那覇までおよそ72時間!をかけた船旅でした)、大学3回生の時には、理絵ちゃんの通う大学が寒冷地にあり夏休みの開始が遅かったことから、ドイツのフランクフルトで集合して(今から思えば携帯電話もない時代によくそんな待ち合わせ!をしたものだと)その後、約1か月半をヨーロッパ各地を巡りました。その経験・思い出は今でも大きな宝ものです。

 仕事をするようになってからは初めての二人旅で10年前にウズベキスタンへ行き、「マザー事件」(レストランの店員が理絵ちゃんに私をさして「Is she your mother ?」と失礼極まりない質問をしたのです)を始め、珍道中を楽しみました。 インドでは、「ぼられ・カモられること」が毎日の日課でしたが、そんな面倒なことも2人で笑い飛ばして旅のネタにして楽しみました。知り合って30年以上の月日を経ても、2人でいると笑ってばかりのかけがえのない時間に感謝をする旅となりました。 おばあさんになってもリュックしょって、珍道中を楽しめたらと思っています。

類人猿 ~2017年にはまったもの「勝たない負けない」の精神~

2018/01/01 00:00:51

 オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ボノボ、これら類人猿に多大な興味を抱いてます。ふと手にした本から芋づる的に、京大の総長である山極寿一教授が書かれた「『サル化』する人間社会」(集英社インターナショナル発行)という本を読んだことが契機です。類人猿とヒトは遺伝子的には2%も代わりがないこと、また、時間軸でいえば、40億年前の生命の誕生から現在までを24時間とすると、ヒトとチンパンジーが分岐をしたのはわずか2分30秒前でしかないとのこと(「チンパンジー」中村美知夫著・中公新書)。
 何よりびっくりしたのは、一見、凶暴に見えそうなゴリラですが、ゴリラは「誰も負けず、誰も勝たない社会」だということでした。ゴリラ二匹が喧嘩をしていると、その間に第三者のゴリラが割り込んで仲裁をするらしいのです。優劣の感覚というのがないので、大人同士のオスの喧嘩でも、メスや子どもが介入をして仲裁をすることがあるようです。
 我々の仕事で「勝たない」というのはいかがなものかと、ご指摘を受けるかもしれませんが、日常生活においては、「勝たない負けない」の精神はとても大切なことのように思います。今年こそ、事務所から目と鼻の先にある天王寺動物園に、類人猿観察に行きたいと思っています。

ゴールドの指輪

2017/08/01 00:00:48

 「キョウコには、ゴールドよりシルバーの方が似合うのじゃないかしら。」大学2回生の夏、しばらく過ごしたギリシャのアテネで、自分へのおみやげ探しに、研修先で御世話になったギリシャ人のニコリタさんと一緒に指輪を探していた時に言われた一言です。
 その言葉の意味するところが瞬時には分かりませんでしたが、「黄色の肌」にゴールドでは指輪が映えないということなのだと理解をしたとともに、西洋の人から見れば自分の肌は「黄色」に見えるのだと初めて認識をした瞬間でした。
 ニコリタの言葉に差別的な意味合など含まれておらず嫌な思いはしなかったものの、その言われ方次第では、今でも宝もののようなギリシャでの思い出は全く違ったものになっただろうと思いました。
 ヘイトスピーチをはじめ、他者への不寛容さが深刻さを増す中で、ふと、25年も前の出来事が思いおこされました。

うちのはな子

2017/01/01 00:00:31

先だって、15年近くぶりに、高校3年生の時の担任のY先生と当時のクラスメート仲良しチームとで会食をする機会がありました。Y先生は既に定年退職を迎え再任用の期間も来年には終えられ、「終活 せなあかんのや」と言われ、私たちのクラスの文集等を持参され、私に保管せよとのことでした。高3ということで、大学受験の選択科目によって振り分けがなされた我がクラスは、よく言えば「多士済々」の個性派ぞろいの構成員でした。
 私も、1年間どうなるんやろっと4月頭に思ったことを思い出しつつ、文集をめくると同級生それぞれの顔が思い出されるとともに、みんな当初はどうなるかと思っていたクラスが最後にはそれぞれの人にとって居心地のよい場所に変わっていったことが窺える内容で、とても温かい気持ちになりました。クラスの雰囲気がこのように大きく変わった背景には、どの生徒にも分け隔てなく接して下さったY先生の存在が大きかったと改めて思いました。
 さて、写真は、私の自由欄の記載「うちのはな子」なるもの。他のクラスメートが、1年間の思い出や今後の抱負等を書いている中で、なぜに、「ネコ話」など書いたのか?? 高校生なりに真正面から卒業するに向けての思いを綴るのが気恥ずかしかったのかなっと思ったりもしつつ、まるで小学生の作文のようですが結構笑えると思い、ご紹介させていただきます。

緊急シンポジウム「なぜ電通過労自殺事件は繰り返されたか」の開催と過労死110番の実施

2016/11/18 09:11:23

電通の新入社員の過労自殺事件を受け、11月15日にエル大阪で当事務所が事務局をしています大阪過労死問題連絡会の主催で緊急シンポジウム「なぜ電通過労自殺事件は繰り返されたか」が開かれ、60名という多くの方々にご参加いただきました。繰り返される過労死、過労自殺や過重労働、そして政府が取り組もうとしている「働き方改革」の問題点について報告がされ、夫を過労死で亡くされたご遺族からも、その時の状況や今後の取り組みについてお話をいただきました。ご遺族が「夫は、深夜零時に帰宅して、朝6時半に出て行く毎日でした。仕事は生活をしていくためにも、社会とつながるためにも大切なものですが、それ以上に自分を大切にする社会になってほしい」と言われていたことが印象的でした。
 11月23日(祝日)には「過労死・過労自殺110番」という、弁護士が対応する無料の電話相談を行います。過労死、過労自殺に限らず、過重労働や労災問題などでお悩みの方がおられましたら、ぜひ、11月23日にご相談ください。
電話番号 06-6364-7272
     午前10時から午後3時まで

傘寿

2016/08/15 00:00:06

母が、この度、傘寿(80歳)を迎えました。長寿社会日本、特に女性では、さして珍しいことではないものの、今も元気に自立して暮らす中で迎えられたことはめでたいだけでなく、とてもとても有り難いことだと思っています。
3年前に喜寿の祝いをした折には、その翌日に父が亡くなるというハプニング?もありましたが、今回は、そのようなこともなく、母を連れて東京に住む兄一家のところに行って、孫達にも囲まれお祝いをしてもらいました。
思うように体が頭が動かないと辛そうにすることもありますが、これまで精一杯行生きてきたのだから、これからはボチボチと元気に健康に過ごしてもらえればと願うばかりです。

チェ・ゲバラの第2の故郷へ

2016/01/01 00:00:41

 9年ほど前、ゲバラの生まれ故郷アルゼンチンを短期間だが旅をした。夏まっさかりの日本から地球の裏側のブエノスアイレスへ、寒さに凍え、哀愁のタンゴの国だと痛感した。 この夏、アメリカ合衆国との国交正常化直前にキューバを旅した。社会主義とはいえ、ラテン民族ならではの大らかさ、明るさがあった。生活は決して楽ではないだろうが、厳しい経済状況の下でも食べるものに困っている人はほとんどいないように感じられた。よく言われていることではあったが、町のあちらこちらにゲバラのポスター、壁に描かれたイラスト等々はあったが、キューバ革命の立役者、フィデル・カストロの銅像の類は全く目にすることがなかった。

 ホテルエントランスには、バンドマンのおじさん達が、毎晩、キューバ音楽を奏で、ある夜には半ば酔っぱらって、休憩中のおじさん達に混じってビートルズメドレーをご一緒していただいた。今回の旅の、とても大切な思い出だ。

 これからどんどん変わっていくことだろうこの国に、近い将来、再訪したいと思った。

田尻俊一郎先生のこと

2015/08/01 00:00:50

 9月4日は、大阪過労死問題連絡会の前会長・田尻俊一郎医師の7度目の命日です。

  過労死という言葉がない時代から労働者の働きすぎの問題にいち早く取り組まれ、「駆け込み寺」としての連絡会の役割を説いてこられました。新人弁護士のころから、担当した過労死事件の医学的な論点のことでご相談にのっていただくなど、いろんな場面で本当にお世話になりました。証拠の有無や過労死認定基準の壁にぶちあたる等してあきらめそうになった時には、「裁判といっても、もっと血の通ったものであってもよいのではないですか」と励ましていただきました。

 過労死等防止対策推進法が昨年6月に制定され、今年11月には2度目の啓発月間を迎えます。過労死のない社会の実現を切実に願われた田尻先生の強く深い思いを私も思い起こし、私自身の取組に向けての原動力にせねばと思っています。

お宝? 発見!

2015/01/22 06:22:07

誰しも自分の誕生日は当然ながら知ってますが、みなさん、その日の何時に生まれたかご存知ですか?

自分の生まれた時間帯を母に聞いても母曰く、「何時ごろやったやろ、お兄ちゃんの時は難産で明け方やったって覚えてるけど、あんたはなポンって生まれたからな……。多分午前中やったんと違うか」と適当なことを言われ(出産の経験がないので分かりませんが、何時頃に子どもを生んだかって、普通覚えてるものではないでしょうか?)、「そうかいな」と仕方なしに納得していました。

そうしたところ、今年の誕生日の少し前に母が実家で発見したのがこれです。

生まれたばかりの長さ7㎝余りの「魚拓ならぬ足拓?」とともに、そこには「後1時3分 女 体重3150」の文字が……。

「午前中ちゃうやん!!」何時に生まれたのかによって人生が大きく変わるとは思いませんが、まあ40数年あまり後に真実?が発見出来、生まれたばかりの自分の小さな足型に遭遇し少々照れくさいながらも思わぬ「お宝発見!」でした。

愛おしき、敗れし強者たち~4年前を思い起こしながら~

2014/09/13 06:27:14

シャビ、イニエスタ、ドログバ、ヤヤトゥーレ、ロドリゲス、ネイマール、本田、香川……

4年前のサッカーワールドカップは、アフリカ大陸での初めての開催で、カメルーンのエースストライカー・エトオとアフリカ大陸がコラボをしたとても素敵なポスターが印象的でした。その年の初頭、蒲田弁護士とそのお仲間のお相伴にあずかり、生まれて初めてのアフリカ大陸・ニジェールを訪れることがあったため、よけいに心と記憶に残る4年に1度の世界の祭典でした。  

俄かワールドカップファン2度目。前回の南ア大会からビギナーなりに随分と理解を深め、平日はNHKのデイリーダイジェストを見るべく、夜10時前には家路を急ぐ日々でした。 前回大会の王者スペインがいきなり負け続けて予選敗退。改めて勝負の世界のある種の魑魅魍魎さを素人なりに感じました。   ダイジェストでは、勝者・敗者のキャプテンのインタビューが試合の映像のあとに流れるのですが、普段あまり耳にすることのないスペイン、ポルトガル、フランス、ドイツ語といった様々な言語を聞いて、英語中心ではない世界観を意識します。  

さて、今回はドイツが24年ぶりの覇者に!   

4年後の開催では、どんな国の誰が活躍するのか? さて、自分はどうしているのか? 今から楽しみです。

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