弁護士 蒲田豊彦の部屋

自動車任意保険の弁護士特約

2014/01/10 13:24:12

  交通事故、とりわけ人身事故となると、怪我の程度にもよりますが、その賠償額は高額になります。
 交通事故について被害者でも加害者でも、弁護士に依頼するときは民事着手金や、成功報酬金および、裁判を行うときは印紙・切手代を負担しなければなりません。
 これらについて、自動車の任意保険に加入する場合、付帯的に弁護士費用の特約保険に加入しておくと、弁護士費用(着手金や報酬金)を保険で支払ってくれます。訴訟する場合には、印紙代や郵券代といった実費の部分も、被害者の場合でも加害者の場合でも、保険で支払ってくれます。保障限度額は通常300万円です。
 しかも、約款にもよりますが、通常、加入している本人が交通事故にあったり起こしたりした場合だけでなく、一定の関係者が交通事故にあった場合でもこの保険を利用できます(例えば、父がその車に任意保険とともに弁護士保険を付けていれば、その妻や子などが他所で歩行していて事故にあったり、自転車に乗っていて事故にあうといった交通事故でも利用できます)。
 300万円を超える場合は、弁護士費用の一部を自分で負担しなければなりませんが、300万円までは弁護士費用などを支払ってくれますので、大いに助かります。
 通常、加害者から損害賠償金を支払ってもらうとき、その損害金の中から弁護士費用などを負担することになりますが、弁護士特約保険からそれらが支払われる場合は、当然のことながら、加害者から受け取る損害賠償金全額自分に確保することができます。
 弁護士特約の掛金は数千円ですので、もしものときのために、弁護士特約保険も契約されることをお勧めします。
 

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