弁護士 蒲田豊彦の部屋

2013年09月

野間の大けやきと青葉木莬

2013/09/06 08:18:13

大阪の北部の能勢町に野間の大けやきがある。

昭和23年に国の天然記念物に指定された。

樹齢1000年以上、幹周り14メートル、高さ27メートル、枝張りは39メートルである(写真)。

見上げると天を突くがごとくであり、樹には神がやどるというが、ほんとうにそのように思う。

この大けやきに毎年6月になると、南(マレーシアあたり?)から青葉木莬がやってくる。

青葉木莬はハトぐらいの大きさで、フクロウの一種で猛禽類の仲間である。夜になると、「ホーホー」と鳴いて活動をはじめ、カエル、イモリ、昆虫、ときにはコウモリも捕食するのだそうだ。

大けやきの穴に巣を作り、そこで3、4羽の子を育てる。雌が巣の中にいて子を育て、雄は昼は巣のそばの枝に止まって巣を守る。雄は枝に止まり居眠りをしているときもあるし、特徴のある目で炯炯とあたりを見まわしているときもある。そして夜(午後7時ごろ)になると、大けやきを飛び立ち、カエルなどを捕まえ、子育てをしている雌に運んでやるのである。

子育ては6月中旬の抱卵のときから7月末ごろまでと訊く。

巣穴から出てきて、両親にはさまれて3羽から4羽の雛鳥が枝に止まっている様子は実にかわいらしい。

青葉木莬は人に馴れており、大勢の見物人がいても、驚いたり逃げたりしない。人間に信頼関係を抱いているのかもしれない。

巣 の 傍 の 枝 を 離 れ ぬ 青 葉 木 莬  豊彦

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