弁護士 蒲田豊彦の部屋

2012年11月

牛鬼まつり

2012/11/10 14:20:32

秋の一日(10月29日)、宇和島の牛鬼まつりを愉しんだ。牛鬼は「うしおに」と読むが、「うしようにん」ともいう。山登りの友人が宇和島の出身で呼んでくれた。

 牛鬼まつりの間は、人口4万人の町が3日間で19万人(昨年の例)にもふくれあがる。

 牛鬼は頭が鬼で体が牛で尾が剣という姿である。牛は「聖獣」である。大きなもの(胴体が6~7メートル、首が4メートル)や小さなものが20数体出る。各町が牛鬼を出したり、八鹿(8人の子どもが鹿の姿をして踊り舞う)や獅子舞を出す。

 牛鬼たちは出発に当たって、宇和津彦神社(景行天皇の皇子を祀る)に三々五々参拝しお祓いを受けてから町に繰り出す。牛鬼は若い男衆が担ぎ、そのまわりにいっぱい子ども達が「竹ぼら」を吹いたり、奉納箱をもって各店や家々をまわり、家の邪鬼払いをしながら「ご祝儀」をいただく。牛鬼は各店や家の中に首や頭を突っ込み「あいさつ(悪魔を払う)」をして行くが、これがユーモラスで見ていて愉しい。そうして日永、街を練り歩くのである。

 若者や子ども達も多く参加する、活気あふれる祭りで宇和島の人たちの一生懸命さを見ていて、なんだか涙ぐみながら祭りを愉しんだのだった。 

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