弁護士 蒲田豊彦の部屋

2011年01月

バッハと私

2011/01/01 15:12:08

 バッハ(一六八五~一七五〇)は「音楽の父」と呼ばれる。私は、バッハの音楽に心酔している。
 バッハはバロック音楽の代表的作曲家である。
 バロック音楽は全体として流動的かつ雄大、荘重で通奏低音の上に主旋律などを置いていくような楽曲様式である(当時は、指揮者はおらず、通奏低音がその曲の指揮者としての役割も果たした)。
 そのジャンルはオペラ、オラトリオ(宗教音楽)、協奏曲、ソナタ、組曲(当時は交響曲はなかった)などであり、バッハはオペラを除くあらゆるジャンルの曲を作っている。
 バッハは信仰心が厚く、「マタイ受難曲」などを涙を流しながら一音一音を神に捧げる思いで書いた(バッハの妻マグダレーナの著書「バッハの思い出」より)。
 私はバッハの精神性の高い、「思い」を紡ぎ出すような楽曲が好きである。急・緩・急で構成される協奏曲が好きで、とくに、ヴァイオリン協奏曲一番、二番(奏者シェリンクやグリュミオ)やブランデンブルク協奏曲一番から六番(指揮者カール・リヒター)は素晴しい。この曲は、ブランデンブルク辺境伯に献呈されたもの(必ずしも数字の順に作曲されたものではない)で、六曲とも楽想が豊かで飽きることがない。また、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ一番から六番(奏者シェリンクとバルファ)は、透明度の高いヴァイオリンの音色がいい。
 バッハはウィーン古典派の三大巨匠(ハイドン、モーツアルト、ベートーベン)に大きな影響を与えたといわれている。

 近詠二句
   風に揺れ色重ね合ふ秋桜
   村人に酒振舞はれ秋祭

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