弁護士 蒲田豊彦の部屋

2010年08月

ジャズはオンザロックで

2010/08/01 14:55:47

 バーボンのオンザロックを飲みながら、ジャズを聴いている。
 曲名は知らないが、聴いたことのあるリズムである。
 シンガーは女性で、ピアノ、ベース、ドラムは男性である。シンガーはハスキーな声で歌っている。
 ここは生のジャズを聞かせるジャズ・バーである。
 この店のことは訊いていたが、やっと店を訪ねる機会を得た。
 「初めてだが」と言うと、「そうは見えません。ゆっくりしてください」と女店主らしい人が舞台を正面にした席に案内してくれた。
 突然、ドラムが高々とその主張を始めた。
 ソロでリズミカルな演奏である。
 ドラマーは、頭はぼさぼさで、髭をたくわえ、ネクタイをした中年男性である。ドラムやシンバルをたたき、心地よい音を繰り出してくる。
 拍手が起こる。なお、ドラムを打ち続ける。
 オンザロックの氷とグラスの触れ合う音も掻き消される。演奏が終ると、一斉に拍手が起こり止らない。
 客と奏者の一体感が生まれる。
 ジャズ・バーではビールよりもバーボンを舐めるように飲みながらジャズに耳を傾けるのがよく似合うと思う。

   建礼門牛車の過ぐる賀茂祭
   随身も葵をかざす祭かな
   供奉の列両社を繋ぐ北祭

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