弁護士 蒲田豊彦の部屋

2006年08月

「古典をたずねて」と仏教と私と

2006/08/08 09:00:00

 この事務所ニュースに「古典をたずねて」を19回にわたって書いてきた。20回からしばらくの間「歎異抄─他力念仏門を中心に」を書きたいと思っている。このテーマは、このシリーズを始めたときから考えてきたものである。幸いに、私が読んでいる日本古典文学全集に「正法眼蔵随聞記」とともに「歎異抄」が入っており、「古典をたずねて」のコーナーに相応しい。
 私は若い頃から、南禅寺や大徳寺などの立派な寺院を見たり、慈悲に満ちた奈良や京都の仏たちのお姿を拝しながら、この力はどこから来ているのだろうかと思い、仏教に関心を深めていった。少しずつではあるが、仏教関係の本や、高僧の伝記や、仏典を読むなかで仏教に惹かれていった。生業に追われる俗界にあって、些少の知識をもって仏教について語るのは、誠におそれ多いことである。こんな不遜なことでは救われそうにもない。傲慢と思われても仕方がないと思っている。

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