弁護士 蒲田豊彦の部屋

1996年10月

25年の歳月

1996/10/18 09:00:00

 先日、司法研修所卒業25周年を記念する集いが京都であった。NHKの朝の人気ドラマ「ひまわり」のヒロインが司法修習生を演じて活躍していたが、私たちは司法修習生から弁護士や裁判官や検察官になって二五年が経ったのである。
 私たちのときは1クラス50人で10クラスであった。すでに物故した人もいる。そんななかで、私のクラスは全国から20名ほどが集った。みんな50歳前後の働き盛りで立派に法曹の一翼を担っている。年輪を重ね頭に白いものが目立っている。
 しかし、みんな生き生きと充実した日々を送っている様子である。現在は司法試験に合格したあと裁判官、検察官、弁護士志望者が一緒に修習をするという統一修習制度である。こういう制度のなかから、弁護士、裁判官、検察官が法廷の内外で対等に対決し、力量を発揮することが保障される。これは民主主義や人権の保障のために欠かすことができない大切な制度である。こんなことを思いながら出席した人たちの近況を含む様々な内容のスピーチを訊いていたのである。

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