弁護士 蒲田豊彦の部屋

1996年05月

ヨーロッパを旅して

1996/05/25 09:00:00

 この3月21日から10日間、ロンドン、ヴエネチュア、フィレンツェ、ローマ、そしてパリをまわって きた。3度目のヨーロッパである。今度の旅は妻や3人の子供たちと一緒であった。かねてから家族にヨーロッパの文化の一端に触れてもらいたいと思っていたのである。
 訪ねたどの都市も街の中心に大きな寺院や教会があり、石造りの建物や石畳の道路によって街衢(がいく)が形成されており、そこにはヨーロッパの伝統と給持の文化や生活があるように感じた。街のあちこちにある広場や緑の公園、街のいたるところに軽造作におかれている素晴らしい彫刻や銅像。街全体が美術館である。ヨーロッパの街はキリスト教とその文化に色濃く影響を受けていると思った。これらの質の高い美術や文化を理解するにためにはキリスト教を理解することが大切だと思った。
 また、私は一方でこのようなヨーロッパの誇り高い文化に接しながら、他方で奈良や京都に代表される日本の美しさを思い浮かべ、自分の美意識や自分の存在感といったものが日本的なものへと回帰していくのを感じていたのである。

ページの先頭へ戻る