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寄稿

障がい者さんの「雇用」と「収入」

皆さんは障がい者さんの「雇用」や「収入」の状況をご存知でしょうか。
私は2年前までその様なことは頭の片隅にも考えたことがありませんでした。
私には親戚に身体に障がいをもつ人がおり、その人(A君)は障がい福祉の施設で勤務していることを2年前に知りました。
そこでの会話です。
私:「A君は障がい福祉の施設で働いてるんや。給料はいくら貰ってるの?」
A君:「8、000円くらいです。」
その時、私は心の中で思いました…(まあまあ、貰ってるんやなぁ。月に20日として16万円、少し引かれて手取り13万円くらいやね)…と。
でも、その会話の直後、給料が8、000円と言うのは月額であることを知るのです。
私は、月に8、000円と言う事実に驚きとともに、障がい者さんの「収入」はどのようになっているのだろう?と疑問を感じて色々と調べました。
障がい福祉事業所については障がい者さんの適応・適性により就労継続支援A型、就労継続支援B型など様々な事業所があると言う事も知りました。
A君の場合就労継続支援B型事業所であり、工賃として最低賃金月額3、000円以上を支給すると言う事、そして工賃に見合った給料を支給する事も知りました。
また、そこで働く社員、パートの給料も低いと言う事も知りました。
私は障がい福祉事業を通じて、障がい者さんの「雇用」と「収入」の増加を目指すことにし、昨年の10月に当事業所を開設致しました。
私の行動は単純です。
「障がい者さんの雇用や収入に繋がる事については行動をする、それ以外の事はしない」です。
現在、当事業所には身体・精神・知的・難病などの障がいをもつ約20名の人が働いております。
障がい者さんの雇用や収入について、少しだけでも結構ですから耳を傾けて頂き、皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。

一般社団法人希協会ベースてんろく代表 福田 敏明

一般社団法人希協会ベースてんろく代表 福田 敏明氏のご紹介

福田さんは、〝ベースてんろく〟の話をされるとき、それはそれは楽しそうです。事業所の運営はきっと、経済的な面でも大変です。ところが、福田さんは、働きに来る人に適正なお給料を支払えることが何より嬉しいと、大企業の中心で働いてこられた能力を活かして、とっても楽しそうに知恵を絞っておられます。
〝ベースてんろく〟は、働きたいと考えているけれど一般的な職場で働くことが難しかったり、働く練習をしたいと考えている方が多いと伺いました。それぞれの方の得意を活かして、事業所のHPも、働きに来ている方が作られたそうです。収益を上げつつ、みんなが能力と特性を活かして心地よく働ける職場をつくることは、言うは易く行うは難しですが、福田さんを見ていると働く人がやりがいを持って仕事に取り組める職場が結局は健やかに伸びていくのではないかと感じます。
〝ベースてんろく〟には様々なスキルをお持ちの方がおられるようですので、ご支援と共にお仕事の発注等も是非、宜しくお願い致します。

弁護士 和田 香

あべの総合法律事務所ニュース いずみ40号より転載

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