当事務所の弁護士が関与した主な事件
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大阪西労基署長事件

分野
過労死
年月日・判断機関
1審 平成16年11月17日 大阪地方裁判所
2審 平成18年 9月28日 大阪高等裁判所
事案の概要・争点・コメント
 港湾労働者であった被災者が平成7年7月17日に貨物船内で倒れているところを発見され、救急搬送されたが、蘇生術の甲斐なく致死性不整脈により死亡した。
被災者は、本船の揚貨装置を使用して荷物を移動させる際に、吊り具(コイルスリング)を荷物にかける作業及び吊り具を荷物から外すという玉掛け作業に従事していた。玉掛け作業は年多数の死者を出す危険な作業であり、それを防止するために労働省(当時)がわざわざガイドラインを策定している。
被災者の遺族は、被災者には大動脈弁閉鎖不全、僧帽弁狭窄症、不整脈(心房細動)持続等の基礎疾患があったが、玉掛け作業は精神的にも肉体的にも相当の負担を伴うものであること、本件発症当時の業務の相当、過重であったことから本件発症が基礎疾患から生ずるものではなく、被災者の過重労働から生じたものであるとして、労働基準監督署に労災申請を行ったが、労働基準監督署長はこれを認めず、審査請求、再審査請求も棄却であったため、この処分の取り消しを求め、大阪地方裁判所に提訴した。
一審は被災者の遺族の主張を認めず請求を棄却したが、控訴審では被災者の業務と本件発症である心臓病の相当因果関係を認め、労働基準監督署長の行政処分を取消した事案。
新聞記事等
労働判例 2007.2.1(№925)

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